治療院集客は被害者を出さないことが最優先

【捕まるまで集客は攻め続けよう!】
7月にはいりとても気持ちの良い季節になってきました。ドライブとかが気持ちが良いでしょうね。でも、僕は車を持ってないので基本的に移動は電車です。こんな人口200人程度の町に住んでいる。というかもう村レベルなので町ともいえない田舎町なので、本当は車を持っていないと大変不便なのですが(笑)
まぁ、車を持たない理由は子供の頃に仲が良かった1つ上の友達が交通事故で頚椎損傷になり、手も足の動かせない状態になってしまったというのが理由の1つです。
しかも、本人は助手席で同級生が運転するスポーツカーに乗り、深夜のコンビニに行く途中でスピードの出し過ぎでカーブを曲がりきれずに事故を起こしたようです。さらに、運転手は無傷で僕の友達だけが頚椎損傷というとても重い後遺症を患うことになりました。この時に車って本当に怖いなって感じましたし、僕は妻がいますが人の命を乗せて走るのはそうとうな覚悟がいるとも感じました。
彼は体重が100㎏近くあり、しかもスポーツは万能で柔道では県大会に出ていました。さらにレスリングでは全国大会にも出て、海外の選抜大会に日本代表でも出場するくらい強い選手でした。その実績が認められて一流企業にも就職していたので、友達の人生は順風満帆だなとその当時の僕は思っていました。
さらに、彼はとにかく喧嘩に強かったです(笑)
高校生の頃にアルバイトで稼いだお金をATMからおろした際に、待ち伏せしていた高校生4人組に思い切り殴られて金を奪われそうになりました。
でも、相手が悪すぎますよ。
一発眼球の近くにパンチをもらったそうですが、そこから相手の袖を掴んで投げ飛ばして、4人に囲まれましたがもうスコボコにして返り討ちにしたそうです。そのあとに一緒に遊びましたがとても楽しそうに、相手の骨を砕いてやったのを自慢していたので、その高校生4人組がとても気の毒に思えました…
柔道家相手に下がコンクリートの状況で喧嘩するのは危険ですよ。
僕もレスリングをやっていましたから投げの怖さは良くわかります。引手の強さと腰の払いで普通に頭から落とせますし、体重100㎏の人間に思い切り顔を殴られれば下手したら死にますからね。
普段から他校の不良と喧嘩になった時に助っ人を頼まれていたので実戦経験が豊富で、しかも相手が4人組の強盗で先にコチラが殴られていますから、どんなに痛めつけても被害届を出すわけがないと分かっていたのでもう滅茶苦茶にやったんでしょうね…
まぁ、あそこまで殴ると加害者が被害届を出しそうな雰囲気ですが(笑)
もし、4人組の強盗が被害届を警察に出していたら、僕の友達はもしかするとまずい立場に立っていたかもしれません。とにかくやり過ぎたら被害者でも相手の怪我の状況によっては加害者に回ることもあるかもしれませんしね。
でも、お金を盗まれそうになっているので大丈夫かもしれませんが…強盗が自分から自首するようなことはないでしょう。
高校生強盗4人組
『お金を盗ろうとしたら、返り討ちにされて被害届を出したいんです。』
警察
『は?何を言っているんだ君たちは?』
さすがにこんな展開にはならないかな…でも、差し違える覚悟で少しでも相手に嫌がらせをしたいと考えたら強盗の件はウソを付いて、診断書を持って友人を訴える可能性もなくはありませんからね。
さて、ここからが本題ですが今の治療院業界で大切なのは例え誰であろうと自分の治療院に対して敵になり得る、または被害者になり得る人間を徹底的に排除する必要があります。この敵対意識や被害者意識を持った人間はあなたの治療院を合法的に潰してくる可能性があるからです。
先日、小顔矯正を生業にしている9つの業者が措置命令を受けました。今回の事例で特に面白いことはこの措置命令が完全に見せしめだったということです。エビデンスがある小顔矯正の業者さんはかなり無理矢理こじつけのような感じで措置命令を受けたようです。まぁ、全9つの業者に措置命令を下すというシナリオありきの物語だったんでしょう。
本来、措置命令を受けるときのパターンは2つあります。
1.WEBパトロールで発見される。
これは、消費者庁が外注している業者が検索ロボットを使って検索連動型の広告を監視して、景品表示法に違反しているサイトがないかをチェックしています。
今のところ、SEOは監視されていないようで基本的にはリスティング広告といわれるネット広告を主に監視しているようです。今回の小顔矯正の9つの業者はこのWEBパトロールに見つかって、消費者庁からの内偵を受けて摘発になったようですね。
この場合はとにかくサイトが合法でなおかつ反応が取れるサイトであれば問題ないのですが、どうしても反応が悪くなると景品表示法に触れるような過激な表現をしてお客様を一気に集客するようになってくるので、WEBパトロールに見つかった時点でもう終わりでしょうね。
そもそも、小顔になる合理的・医学的根拠がないというのが消費者庁や厚生労働省の意見ですからね。
業者によっては警告のメールが事前に来るようなんですが、今回の9つの業者に警告のメールが来たのかは謎です。『あなたのサイトは景品表示法に違反している可能性があるので監視しています』という警告があるところはあるみたいですからね。
2.通報される。
本来はこの通報が一番多いみたいです。この通報とは簡単に言えばチクリです。同業者やお客様がその業者のサイトを消費者庁に通報して『景品表示法に違反している!』と訴え出るわけです。基本的なこととして消費者庁は消費者の味方ですから、消費者を守るために通報があれば一応動かないといけないと思いますし、それが仕事ですからね。
治療院業界なら今まではWEBパトロールは心配しなくて大丈夫でしたが、今回の一件で整体院やサロンでもWEBパトロールがリスティング広告を監視しているのが明確になりました。今後はダイエット整体などの美容関係の施術に対する規制強化も当然有り得るでしょうね。
さらに、腰痛・肩こり・頭痛などもWEBパトロールが監視するようになれば、治療院などの手技療法系の集客にはかなりのマイナス効果が出ることでしょう。ただでさえ、最近はGoogle、Yahoo!、Facebookの広告規制が強くなってきているので、強い表現を用いたセールス文章が使いにくくなっています。
これから開業をされる方にとってはかなり不利ですし、今の売上をキープまたは上げようとしている治療院にとっても厳しい状況が待ち受けています。具体的な策はあるにはあるのですが実現可能かといえば資金がないとちょっと辛いかなと思うのが僕の意見です。
ネット広告だけでなくチラシもプリンターでスキャンしてPDFで送れば簡単に作れますしね。
あと、これは特に大切なことなんですが、この同業者やお客様からのチクりがただの広告のチクりならまだいいのですが、さっきの高校生4人組みたいに明らかにこちらにターゲットを定めて殴りかかってくるパターンは怖いです。つまり、明確な悪意を持ってコチラを潰す気でチクって来るパターンですね。
具体的には…
整体院で治療を受けても治らずに、逆に体が痛くなってどうしようもないから病院に行って診断書をもらってくる。その診断書をもとに警察に被害届を出す。
こんな具体的な行動をとられたら下手したら扱う症状によっては医師法違反で逮捕される可能性があります。特に社会的に話題性のある運動器疾患ではない、アトピーや不妊症でこんな事をやられたら間違いなくヤバいですし、以前に子宮筋腫を手技療法で治すと言って医師法違反で逮捕された整体師もいますからね。
基本的に受け身の商売ですからね。合理的・医学的根拠がない治療で結果出なくて悪くなったと騒がれたらかなりキツイです。そこで嫌がらせや不当な金銭の要求をされたら威力業務妨害で逆に警察に被害届を出せますが…
さらに、集客においてインターネットの掲示板に誹謗中傷だけでなく院内での具体的な話やサイトの違法性を訴えるような内容を書き込みされるのはかなりキツイです。その掲示板やサイトによってはSEOが強く院名で検索されたら上位に出てしまう場合は集客とってはマイナスです。
この情報をもとに悪ノリした人間が何人も消費相談センターや国民生活センター、消費者庁に直接サイトの違法性を訴えるとさすがに行政も動き出すでしょうし。
一番良いのは同業者にもお客様にも嫌われない広告で地味に集客をすることです。
目立つ、反応の取れる広告は必ず違法性が強い広告なので、チクられたりすると必ずその分のペナルティが自分に跳ね返ります。きちんとその躱し方と対処の仕方を理解していればいいのですが、そうじゃないと今回の9つの業者みたいにニュースになってしまうでしょうね。
絶対に悪意のある同業者に目を付けられない広告と、お客様に被害者意識を持たせないような施術を提供していくことが一番の防御策といえるでしょう。
無理をして無茶をして違法な広告で集客できるチャンスはありますし、実際にまだまだできますが、もし違法性を消費者庁に指摘された時の対応だけは間違えないようにして頂きたいですね。
こんな事を書いて自分がチクられそうな男
梅澤”チクり屋”惣兵衛
追伸
もし、僕が何かしらの形でチクられても文句も愚痴も言いますが、それは違法な広告で金を稼いでいるのでチクられても仕方がありません。当然、罪の意識はありますが、金の為に法も倫理も無視ですね。
きっと、あなたもそうでしょう(笑)?仲間!仲間!仲間!
合掌
長い闘病の末に亡くなった友達を思うと本当に交通ルールは守らないといけないと思いますね。ぶっちゃけ、寝たきりになった彼を見るのが恐くてお見舞いも葬式もいけなかったです。そのお蔭か僕のなかではいつまでも喧嘩の強いカッコいい友達の記憶がいつまでもあります。
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治療家が知っておくべき景品表示法の基礎基本
治療院に対する広告規制は柔道整復師法・あはき法だけではありません。景品表示法もきちんと理解をして治療院集客をおこないましょう!
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元鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師。治療家を廃業後にコピーライターに転身し、業者に頼らない自分で出来るホームページ・ランディングページ・ブログ集客法を資金力のない治療家に伝えている。自身の資金力の無さを逆手に取り、わずか半年で広告費を1円も掛けずにクライアントを70件獲得し、その集客ノウハウを使いセミナーなどを定期的に開催している。
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